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2006年12月

2006年12月31日 (日)

お世話になりました。

 今年もあと数時間。皆様、いろいろとお世話になりました。
 今日も一日、朝から夕方まで授業をしていたもので、いまいち、大晦日、という気がしていなかったのですが、子どもたちを返し、今月の指導記録の整理を終え、ご家庭への毎月の報告書の記入をし、年賀状を書き(結局、枚数が足りなくなってしまった)、なんとなくやっと、大晦日モードに入ってきました。
 アジールを開いてもうすぐ1年。本当にあっという間の1年でした。
 順調に生徒さんも集ってくれたし、教室も増やしました。講師や事務を担当するスタッフの皆さんも、熱心に仕事をしてくださっています。本当にありがとう。
 アジールで生徒さんと一緒に学ぶ時間が増えると、本当に子どもたちが、かわいくて仕方ありません。もちろん、時には、叱ることもありますが、どこか、憎めないのです。子どもたちが、楽しんでアジールに通ってきてくれて、いろんな友達が増えて、学ぶことの楽しさを知ってくれればと思っています。
 アジールの仕事を始めて、私の生活は一変しました。去年の今頃は、まさか自分がこうなっていたなんて、想像だにしませんでしたから。
 でもまあ、この仕事、本当に始めてよかったと思っています。この仕事をすることで、私自身の世界が広がりましたし、仕事を通じて、多くの人に出会い、また、出会い直しがありました。私にとって、他のものには変えられないくらいの価値があることでした。
 まだまだ未熟ではありますが、来年もアジールの仕事を精一杯やっていこうと思います。皆様、どうぞよろしくお願い致します。
 2007年が皆様にとって素晴らしい1年になりますように。

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2006年12月30日 (土)

がんばれ受験生!

 今日は師走の29日。もう今年も終わり、という日程ですが、アジールの子どもたちは毎日しっかり学習をしています。受験生はもちろん、中学1年生でも、弱点がある子は、冬休みに取り戻しておこうと、個別の追加指導を受けています。連日の指導です。本当によくがんばっていると思います。
 今日も私は、朝の9時から18時過ぎまで授業です。明日もそんな感じです。でもまあ、子どもたちがちょっとでも前に進んでくれたら、それが本当にうれしいと思います。
 ブログでコメントをし合っている「前田」さんと「M」さんは、今日は一緒の授業でした。2人は学年は違うのですが、一緒に勉強をした方が効果的だと思って、指導時間を部分的に重ねるようにしています。
 私の見ているところ、確実に学年が下の生徒さんに効果があったように感じています。彼女は最近、とても落ち着いてきたように思います。今日もしっかり、自分で学習を進めていました。上の学年の生徒さんがよく下の学年の生徒さんをかわいがってあげてくれています。本当にありがたいです。そうすることで、上の学年の生徒さんも成長すると思うのです。
 異年齢で学ぶ場が少ない今日にあっては、このような場が重要だと思うんですよ。こういった交流を重ねていく中で、子どもたちが自分で学ぶ力をつけていくことが、本当に大切だと思います。

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2006年12月28日 (木)

病院。

 毎週水曜日は、アジールがとてもにぎわう日です。いくつかのクラスの授業行われますし、それ以外にも、いろいろな人が出入りします。今は冬休みですから、冬休みだけ通学してくるお子さんもいらっしゃいますしね。なので今日の私の授業時間は、10時間近くに(涙)。よくがんばりました。
 その合間をぬって、行ってきました、病院! 今日は声もだいぶ出るようになったし、具合の悪さのピークは越えたようです。喉もそんなに腫れていないようなので、お薬を出していただいて、診察完了、といったところです。
 でもまあ私にとっては、このお薬の量の多さにちょっと驚きました。こんなに何種類も飲まなくちゃいけないなんて。しかも、皆、飲み方が違うので、ちゃんと飲めるか、心配です(涙)。朝昼晩に飲むお薬と、朝晩にしか飲まないお薬を間違えてしまいそうで。
 ちゃんと間違えないように飲んで、早く治さなくちゃ。

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2006年12月27日 (水)

久々の雨。

 先週から調子の悪い喉が、未だにほとんど改善されていません。先週の始めは、声が出ないだけだったのですが、先週末から咳き込むようになり、ほんと、苦しい!のです。でも、だいぶ、声は出るようになったかな。
 でも、咳き込む方が辛いように感じます。息を吸うのが怖い、というか。
 こんなに具合が悪いのに、未だに病院に行っていないので、そろそろ皆さんからの視線が、「心配」というよりか、「自業自得でしょ」モードに入ってきて、痛いような感じが(汗)。いやあ、今日まで、どうしようもなく日程がつまっていたもので。何か一つキャンセルをすると、後にそのしわ寄せがくると思うと、なかなか予定を変更したくないんですよね。
 それに、今日は雨ですから、いつものように乾燥していませんからね、少しは喉の具合が良いように感じたんですよ、本当に。
 でも、やはり室内に入ると、もう完全にだめですね。それに、こんなにごほごほしていたら、社会の迷惑ですよね。
 先ほど、近くの病院を調べたら、年内、まだ診療をしているようですから、明日、授業の合間に行ってこようと思います。
 う~ん、健康診断と歯医者とお見舞い以外で病院に行くのなんて、何年ぶりだろう??
 行く行く、と言って、なかなか腰が重い私ですから、ここで宣言すれば、ちゃんと病院に行くでしょう、きっと。
 私の場合は、たぶん、風邪ではないと思うのですが、こういう季節です。どうぞ皆様も、お体にはお気をつけくださいね。

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2006年12月26日 (火)

テンプレートを変えました。

 クリスマスも終わりましたので、ブログのテンプレートを変えてみました。すっかり冬モードです。一番下までいくと、ちょっと違う景色になっています。いかがでしょう?

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2006年12月25日 (月)

早く帰ろう。

 今日は本当に、真っ青になりました。
 今日は昼間、外出していたのですが、夜、アジールに戻ってきて、鍵を開けようとしたら、「鍵が無い!」のです。
 私はいつも、物を置くときには場所を決めていますから、ほとんど物をなくして、探すのに時間を取られる、といったことが無いタイプの人間です。鍵も、いつも入れる場所が決まっていますから、そこに無かったら、無いんです。
 そこに無かったら――どこかにまぎれて入れてしまったということはまずありませんから、どこかに落としたに違いがない、というわけです。
 考えられる場所は、外出先のみ。でも、今から戻っても、そこは鍵が閉まっている時間です。明日にならないと入れません。
 もう仕方がない、誰か鍵を持っているアジールのスタッフをつかまえて……とも思いましたが、さすがにクリスマス・イブですから、こんな日に電話を鳴らすのも、ねえ。悪いですよね。私だって一応は、気を遣います。
 どうしようかと思っているときに、はっと思ったのです。今日は、鍵を持たずに出てきたのではないか? と。
 急いで自宅に戻ると、しっかり自宅のドアは開いていて、鍵も室内にありました。
 今晩、お布団で寝られると、とほっとしましたが、でもまさか、鍵を閉めずに家を出てしまうなんて。そして、それに一日気づかなかった自分に、愕然としました。
 う~ん。この間、スケジュールがタイトだったし、集中力が途切れているのかもしれません。
 今日は早く帰って、ほんと、お布団に寝よう。

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2006年12月24日 (日)

トトロ。

 アジールは、21日から26日までお休みをいただいております。学校は休んでいても、私はほとんど毎日のようにアジールに来てはいるのですが。
 今晩は、カズヲ君ご夫妻が、トトロを持ってくてくださいました。

 このトトロ、尻尾をひっぱると動くんです。
 めちゃかわいいです。
 カズヲ君、ありがとう!

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2006年12月22日 (金)

子どもたちの「全能感」について。

 教育書を読んでいたり、現代の子どもたちと関わる中で、気になることがあります。

 それは、「全能感」です。もちろん、アジールの子どもたちが、というわけではありません。

 私などは、自己評価の低い人間ですから、基本的にいつも、「おどおど」しています。自分が評価されることは無いんじゃない、という前提で動いていますし(汗

 でも、どこか最近の子どもたちは、「今の自分でOK」というような感覚が強くあるように思います。

 私のような自己評価の低い人間からすると、本当にそれはうらやましいのではありますが、でもどこかでちょっとひっかかるのです。

 そういえば、苅谷剛彦さんの『階層化日本と教育危機――不平等再生産から意欲格差社会』(有信堂高文社, 2001年)の中で、学力の低い子の自己肯定感の高さが話題になっていたと思います。私自身の実感からしても、それは当てはまるように思うのです。

 学力が低く、到底、彼らが語る自己イメージとはかけ離れているように私には思えるようなのだけれど、当の本人は、自分には何でもできる、それでOK、というような感覚。

 それはどこか、幼児の全能感に近いものがあると思うのです。

 もちろん、子どもたちに、私のような低い自己評価を持ってほしくはありません。

 けれどどこかで、次の成長につながるような自己認識をしてほしいと思うのです。

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2006年12月21日 (木)

トトロ・クリスマス版

 トトロがクリスマスバージョンになりました。

 スタッフSさんがサンタさん帽子をつくってきてくださいました。Sさんすごいっ、と子どもたちも。
 ほんと、かわいくなりました。

 今日は、新しいスタッフのMさんも一緒に作業をしました。皆さん、いろいろとありがとう! ほんと、助かります。
 また、新しい入学者も入りました。これから楽しく勉強していきましょうね。どうぞよろしく。

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2006年12月20日 (水)

当事者としての切実な思い。

 子どもたちと、教育基本法、憲法の改正について、ちょっとだけお話しをしました。教育基本法の改正や、憲法の改正について関心を持つ子は、もちろん、それほど多くないのですが、中にはこういったことに関心を持つ子もいます。感心です。
 子どもたちの関心は、「自分は戦争に行きたくない」ということです。男の子にとってそれはもちろん、切実な問題です。5年後、10年後、もし日本が戦争をしたら、実際に戦争に行かされるのは、子どもたちですから。憲法を変える審議をしている年配の議員の皆さんは、たぶん、戦争に行くことは無いでしょうからね。
 先ほど、「男の子にとっては」「切実な問題」と書きましたが、この切実さを、憲法を変えようと主張する、特に若者たちが、どの程度、感じているかは、疑問です。アジールのある子が、「自分は戦争に行きたくない」と、自分のこととして語ることの方に、正直私は、驚いています。前、関わった若い学生さんが、「日本も軍隊を持って、強い国にならなければならない」と主張されていたことがあります。ご本人が軍隊に入って、戦場に行くことは、どうも想定されていないようでしたし。
 「切実な問題」として考えている彼の感覚に、私は驚かされました。子どもたちにこんな不安な思いをさせなくてすむような社会をつくることが、私たち大人の責任だと思うのです。

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2006年12月19日 (火)

声が出ない(泣

 今年の冬は、完全に喉がやられてしまって、はい、相当まいっています。教えるのが仕事の私は、しゃべってなんぼ、ですからね。声を出すのが辛いというのは、本当に困りものです。風邪、というわけではないと思うので、他の症状には全然困っていないのですが、喉だけが痛いんです(泣
 そもそもは、一晩アジールで、エアコンをつけたまま、泊り込んでしまったときからでした。ついつい、仕事をしてしまうんですよね。気がついたら、うたた寝をしてしまっていて。それでも眠ったのは30分ぐらいだったのですが、もう喉が辛い状態になってしまっていました。
 その後、だましだまし、生活してきているのですが、エアコンの中にいると、もう完全にだめですね。朝はなんとか普通に起きても、3時間ぐらいしてくると、喉がいがいがし始め、息を吸い込んだだけで、咳き込みます。
 今日は、アジールで3コマ授業をしたのですが、やっぱり最後は、ちょっと声を出すのが辛いかな、という感じです。皆さん、聞きづらかったことでしょう。ごめんなさいね。

 子どもたちは、トトロにいろんな反応を示してくれました。ほんと、一人ひとりの反応が違って、面白いですね。

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2006年12月18日 (月)

トトロが来たっ!

 スタッフSさんが、トトロを持ってきてくれました。

 わあい!

 子どもたち、どういう反応をするかなあ??

 楽しみです。

 Sさん、ありがとう!!

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2006年12月17日 (日)

リメディアル教育。

 最近、リメディアル教育について考える機会が多いです。いわゆる大学での補習教育です。
 リメディアル教育が最初に叫ばれたのは、確か、理系の学部において、だったと記憶しています。理科が1科目で受験できるから、生物や化学を学ばずに大学に入学する医学部生が現れ、大学で補習を行うようになった、というあたりが最初だったと思います。
 大学における補習教育は、着実にそのシェア(?)を拡大しました。「日本リメディアル教育学会」というのも誕生し、研究・実践が進められているようです。

 このリメディアル教育の内容は、実に様々です。が、大別すると、理数系の科目、英語、それに、国語(日本語)といったものに分けられるでしょう。私は、作文教育や文学、言語学に関心を寄せているものですから、当然、国語(日本語)の教育内容に関心を持っています。
 ところでこのリメディアル教育は誰が行っていると思いますか? 大学が行っているものですから、当然大学の先生でしょ、と思われるかもしれませんが、必ずしも大学の教師が実施しているわけではありません。もちろん、大学の先生が、一生懸命カリキュラムを作成されてはいるというケースもありますが。
 その一方で、予備校をはじめとした民間の教育機関が教材作成を請け負っているケースもあります。
 具体的にはどういう教材で、どういう学力をつけることを目指しているのだろう? と結構関心をもっておりましたところ、偶然、その教材を目にすることができました。国語に関わる問題です。
 それを見ていると、漢字の書き取りから始まって、小論文の作成までが求められていました。なかなか丁寧に作られているなあとは思いましたが、少なくとも一般の大学受験のためにする学習とは質的に異なりますから、学生さんたちは苦戦するだろうなあと思いました。途中で添削指導をするなり、学生さんと面談をして、話を聞いてあげて、そこから書く「種」を発見させるようなお手伝いをする人がいないと、ちょっと厳しいかなあと思います。
 そういう実践が、大学で行われていく必要があるのかもしれません。

 余談ですが。
 もし私がリメディアル教育をコーディネイトすることができたら。
 漢字検定や文章能力検定といった検定試験を効果的に使いながら、論文の素材としては、PISA調査型の問題を作成しようと思います。PISAの場合は、採点基準もはっきりしていますし、論述する力が相当つけられると思います。よくある高校入試問題のような、200字程度の短作文ではだめだと思いますよ。PISA調査のような問題に耐えうるような学力が必要だと思います。あれが一定程度できれば、大学での学習も大きく前進すると思います。

 そういえば。
 これを書いていた思い出したのですが、おととし、PISA調査の結果が報道されてから、日本の子どもの読解力の低下が話題になりました。時の文部科学大臣は、だから、素読が大事だ、といったことを発言されていたと記憶しています。
 「国語」「読解」という言葉のイメージからだと、この大臣の発言、あたっていると思いません?
 でも実は、まったくこれでは、あたってないと私は思います。
 PISAの読解リテラシーの問題は、素読をいくらやっても解けるような問題ではありません。なので、PISA調査を根拠に、「日本の子どもの読解力の向上を目指す」というのであれば、PISA調査の問題に対応できるような質の学びが必要不可欠だと思います。
 そこがあまりにかけはなれていましたから……
 PISA調査って、「順位」だけが先行していますから。どれだけの方が、問題を実際にみてらっしゃるのでしょうか? 文部科学省のサイトに掲載されていますから、部分的にでも見ておいてほしいと思います。教育を学ぶ人であれば、なおさら、ですね。

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2006年12月15日 (金)

教育基本法が変わった。

 教育基本法の「改正」が可決されました。
 2003年に中教審答申が出されて以来、こうなるだろうことは予測はあり、教育研究者の中でも、あきらめムードが漂っていたような感じがします。私なんかがそうなだけかもしれませんが。
 これからどうなっていくのか。危機感だけを感じます。

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2006年12月14日 (木)

国立の駅舎。

 今日、外を歩いて、はっと気がつきました。「駅舎が無い」と。
 アジールのある東京都国立市の駅、国立の駅舎は、ちょっとした有名な建築物でありました。結構古い建物で、町のシンボルとしての役割も果たしていたんです。
 その駅舎が、今回、JR中央線の高架化のために、解体されました。解体後は、国立市が資材を保存することになるそうです。
 私は、あまりこだわりが無いというか、そういう「たち」なのですが、つい先日まで、「そこ」にあったものが、姿を消すと、やはり、強い違和感が残るものです。

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2006年12月13日 (水)

異年齢で学ぶこと。

 本日水曜日は、アジールで一番人が集る日です。午前中から夜11時過ぎまで、フル回転でお仕事です。
 新しくスタッフに加わったSさんの仕事ぶりには目を見張るばかり。確実に仕事をこなしてくれています。ありがたいです。
 スタッフが加わると、いろいろと新しいことをやってみようと思うものです。始めは冬期講習のチラシを作ろうと思っていたいのですが、「裏」が空いているものですから、思わず、「アジール通信」を作ってしまいました(笑)。
近日中に、PDF版をサイトに上げますので、よろしかったらご覧くださいね。

 夜の授業では、また子どもたちの素敵な面に出会えて、ちょっと良い気持ちになりました。
 アジールで、しばらく最年少だった中1の子どもたちの下に、先月、小4の子が入ってきました。はじめはどちらもぎこちないというか、当然ですよね、なかなか話すことができなかったようです。
 でも、先週あたりから、中1の子が、小4の子とやりとりをするようになってきました。あと一息かな、と思っていたところ、今日は、ほんと、面白かったですね。
 ちょっとだけ時間が取れたものですから、中1の子の隣に、小4の子を座らせました。まず、座らせるためには、席を空けなければいけません。いつもだったら、「奥に詰めて」といった形で席を移動させようとしても、「嫌だ~」という中1の子が、「**君(小4の子)が座るから、詰めてくれる?」と私が言うと、すぐに詰めてくれました。子どもって、なんか、いいですよね。
 それでもって、一緒に勉強をしてみました。それぞれ得意な教科が違いますから、お互いに、良い刺激になったのではないでしょうか。
 中学生のお兄さんと一緒に勉強をした小4の子は、いつもと違う世界に刺激をされたでしょうし、中1の子たちも、自分よりも下の子と接することで、ちょっとお兄さんになったような……そんな気がします。
 こういう場って、異年齢集団が地域から消えてしまった現代においては、とても大切だと思うんですよ。

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2006年12月12日 (火)

冬期特別指導を行います。

 アジールでは、冬休みの期間を利用して、「冬期特別指導」を行います。

*受験が近い小6生、中3生、高3生のあなた。
 まだあきらめてはいけません。今からでも、できる学習があります。
 冬休みの2週間をどう過ごすかにかかっていますよ。

*2学期の成績が今一歩だったあなた。
 冬休みで、今までの遅れを取り戻しておきましょう。
 3学期の期末テストは、1年間に学習したところがすべて出題範囲という場合が少なくありません。3学期の授業が始まってから、1、2学期のわからなかった部分を復習するのは、ちょっと大変です。冬休み中に、2学期までの学習を完璧にしておきましょう。

*2学期の成績がそれほど悪くなかった方でも……3学期の学習内容を先取りしておきましょう。
 中1生、中2生の場合は、習った範囲で解ける入試問題にチャレンジしておくとよいでしょう。中1の学習範囲からも高校入試は出題されています。こういった問題にチャレンジして、応用問題に慣れておくとよいですよ。

*検定試験を受検したい方。
 1月の終わりには、英語検定、漢字検定、数学検定等々の検定試験が実施されます。
 時間が取れるときに、これらの検定試験の対策をして、資格を取得しておきましょう。
 高校入試、大学入試で、これらの資格で救われることも少なくないんですよ。
 アジールは、これらの検定試験の受検ができる会場になっておりますし、合格実績もあります。

*どうも作文が苦手で……
 休み中だからこそできる、作文対策。推薦入試はもちろん、例えば都立高校の入試問題では、記述が重視される傾向にあります。
 作文は、誰でも練習をすれば書けるようになります。
 この休み中に、作文の苦手意識を無くしませんか。

*面接の対策って?
 推薦入試に臨まれる方は、面接と志望理由書がキーになってきます。
 面接も志望理由書も、ちゃんと対策があるんですよ。
 これを知って、やっている人とそうでない人とでは、当然、差が出ます。
 アジールでは、複数のスタッフによる模擬面接も実施しています。

*Progress in English 特別講座
 英語指導で定評のあるProgress in Englishを使用した特別講座も開講します。
 Textに掲載されている長文を、確実に読みこなせるように指導します。
 初歩の英語の段階から、Progressの掲載されているくらいの長文には、慣れておいてほしいところです。
 Progressの指導経験のある講師が指導いたします。

 私立中学で進度が一般の学校とは異なる方、その他、様々な学習ニーズがあると思います。
 ですので、冬期特別指導は、1対1、あるいは1対2の個別指導をベースに行います。
 お子さんの学力、指導可能時間、指導希望教科等々を勘案して、学習計画を作成します。
 ですので、ぜひ一度、ご相談にいらしてください。

 もちろん、教育系大学生のサポートも、この期間に行います。
 卒業論文・修士論文、大学のレポート・試験に苦しんでいる大学生諸君もお気軽にご相談くださいね。

「学房アジール」冬期特別指導

指導日:12月25日~1月8日
場所:学房アジール(東京都国立市東1-1-1-203)
指導内容:小学生、中学生、高校生:各教科の指導(受験・補習)、作文、小論文、志望理由書、面接対策
       大学生:教育系大学生の論文、レポート
指導方法:1対1の個別指導か、1対2のグループ指導をお選びください。
       兄弟やお友達との同時受講等のご相談にも応じます。

*校内生には授業料の割引もあります。
*冬期特別指導のみのご入学も可能です。
*冬期特別指導を受講されてから本コースにご入学される方には、割引があります。
*授業料は、お子さんの学年、指導形態、講師のレベルによって異なりますので、事前にお問合せください。
*指導日・指導時間は、お申込順となります。早めにご相談ください。
*受験生の皆さん向けに、1月1日も授業を行います。

では、皆さんの健闘を祈ります!

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2006年12月11日 (月)

「アジール」の名に相応しく?

 先週、定期テストだった子どもたちの結果がわかってきました。まだ全部はわかっていないのですが、かなり点数が上がった子もいて、「よくがんばったね」とたくさんほめてあげました。
 今日思ったのですが、アジールの子ども達は、実は、帰すのが大変です。授業が終わっても、私に話しかけてきたり、子ども達どうしで話したり、自習をしたがったり。
 そういう意味で、帰すのが、ちょっと大変です。帰りがそんなに遅くないときは、空き教室にいてもらってかまわないのですが、遅くなった日には、心配ですから、早く帰したいと思うのです。
 でも、「アジール」の名に相応しくなってきたのかもしれませんね。
 そうそう。アジールはお菓子禁止なのですが、今日、ある子が私に「先生、お夜食にあげる」と置いていってくれたんですよ。ありがとう、Kちゃん。

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2006年12月10日 (日)

斎藤美奈子さんの教育基本法メール。

登録しているMLから斎藤美奈子さんのメールが転送されてきました。教育基本法案についてです。

斎藤美奈子さんは、私の大好きな批評家です。彼女の文体は、すばらしい、の一言につきます。

みなさま

こんにちは。Bccで失礼します。
あっというまにもう師走。すっかり冬の気配ですね。

ところで、ご存じのように教育基本法改正案が衆院を通過し、今週中にも参院を通って、今国会で可決成立しそうな気配です。
私は昨年の自民圧勝に続き、2度目の絶望モードに入っていましたが、
「そういえば可決するすると言われながら、なかなかされねえな」
と思いませんか。それは偶然ではなく、国会前で連日すわりこんでいる人たちなど、市民運動がそうとうな盛り上がりで、これを阻止しているという面があるらしいのです。
詳しくは、このへんで読めます。

http://www.stop-ner.jp/index.html
http://www.kyokiren.net/

ジャーナリズムは腐ってますね。なぜこれを報道しないのでしょう。
で、ですね。遅ればせながら、せめてもの抵抗としてネット署名をしましょうよという呼びかけです。
教育学の西原博史さん、廣田照幸さん、藤田英典さんらが呼びかけている緊急署名運動です。

署名はこちらから。
http://www.stop-ner.jp/061206shomei.htm
http://www.fleic.dyndns.org/cgi-bin/appeal1206.cgi

ずっとヤキモキしていたのでしたが、絶望するにはまだ早いってことで。
何もやらないのって悔しいじゃないの。
べつだん誰に頼まれたわけでもなく、あったま来た私が勝手にメールをさしあげてみました。すでにご存じでしたらごめんなさい。
このメールは勝手に転送くださって結構ですので。ではでは。

久々に市民運動意識に目覚めた(笑)斎藤美奈子

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2006年12月 9日 (土)

アジールのHPをリニューアルしています。

 スタッフSさんのお力を借りながら、アジールのサイトをリニューアルしています。まだ、全部のコンテンツのお引っ越し作業は終わっていないのですが、だんだんにやっていく予定です。

 今日は、アジールのお仕事についてのご紹介ページの作成、今後、教員免許や保育士資格の取得情報や、教育系大学のレポート作成例、レポートの書き方等も掲載していく予定です。ご期待ください(笑。

 いろいろなコンテンツが入るので、だんだんごみごみしてくると思うんですよね。ですので皆様、サイトを見ての感想や、使いづらいところ等々をお知らせいただけるとありがたいです。どうぞよろしくお願い致します。

 さて、今晩もエアコンの中で仕事をしていて、そろそろ喉が耐えられなくなってきたので(涙、帰るとしましょうか。

 皆様、お休みなさい!

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2006年12月 8日 (金)

「郵便事故」・続。

 こういうことを書くのはどうかなあと思いつつ、でも、niftyのブログ、ココログを使っている方も多いと思いますから、そういった方はすでにご存知だと思いますので、書いてみます。
 niftyのココログの「アクセス解析」では、結構まあ、いろいろな分析を行ってくれます。私が面白いなあと思って見ているのは、皆さんが、どのページから、アジールのブログにおいでになるのか、ということです。ブックマークをされている方はその旨が記載されますし、サーチエンジンで検索された方は、何というワードで検索されたのかが、わかるのです。えっ、そんな情報がわかってしまうの? それだったらアジールのページは見ない、なんておっしゃらないでくださいね。どなたがそのワードで検索されたのかは、私の方にはわかりませんから、大丈夫ですよ。

 それで、ここ数日のログを見ていたら、「郵便事故・通信制」というワードからアジールのブログにおいでくださった方がいることがわかりました。わあ、共感です。通信制大学で学んでいて怖いことの一つは、この郵便事故です。「郵便事故の責任は負いません」という大学もあるでしょうから。
 このワードで検索された方が、大変だったでしょう、私もそれで困ってさあ……と、過去の困った話を笑いながら語れる状況にいらっしゃるのであればいいのですが、せっぱつまった状況であったら、と思って、今回の記事を書いています。
 例えば、来年の3月で卒業したい、最後の試験のための申込み手続きが郵便事故で受理されず、このままいけば卒業が半年遅れてしまう、例えば、すでに教員採用試験には合格していて、大学の卒業ができなければ、当然、教員免許も取得できず……、そんな状況であったら、と思うと、とても心配になってしまうのです。
 もし、そのような事態になってしまっていたら、大学と郵便局に、ちゃんと問い合わせをしてみてくださいね。一人で悩んでいても、解決できませんからね。ちゃんと相談すれば、道が開けてくることもあるかもしれませんよ。
 例えば、電車の遅延で試験に遅刻してしまった場合、遅延証明書があれば、試験を受験できるケースもあります。ですので、丁寧に事情を話して、問い合わせをしてみることが大切だと思いますよ。
 ああ、心配です。

 こういうことを書いていて思い出したのですが、郵政民営化の後、郵便のサービスは、悪くなったように私は感じます。もちろん、コンビニで切手が変えたり、一見、便利そうに思えないこともないのですが。
 最近私が驚いたのは、ポストの集配時間です。
 アジールがある東京都国立市は、それほどの田舎ではないと思いますし、十分、郵便事業を展開しても利益が出る地域だとは思うのですが、民営化の後、ポストの集配回数が減ったようで、目が点になっています。
 先日私は、夜中の3時過ぎにポストの投函しにいきました。以前の感覚で、少なくとも午前中、午後、夕方の3回くらいは、少なくても集配にくるだろうと思い、午前中の便に間に合わせるためには、夜中に投函しておいた方がいいと思ったのです。
 投函した後、何気に集配時間をみたら、午前の便の部分は大きく×があって消されていて、集配時間は、午後と夕方の2回のみでした。
 えっ、ありえない、と思ったのですが、もう投函してしまった後ですから、後の祭りです。わざわざ、半ば徹夜して書いた手紙は、午前中に仕事をして午後に投函したのと同じになってしまいました。結構ショックでした。
 そういえば、ポストの数も減ったなあと思いますし。
 東京に国立でもこうだったら、地方はどうなってしまっているんでしょうね。

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2006年12月 7日 (木)

時間を軸にして順番をつける。

 わあ。例によってブログの記事を書いていたら、ミスをして、全部を消してしまいました。はあ。サーバー上で書いているからいけないんですよねえ、きっと。わかってはいるのですが、ファイル管理が面倒なので、つい、サーバー上で書いてしまうのです。でも、ここ数日、アジールのブログをおいているニフティのメンテナンスがあったもので、サーバーにあげてある記事が読めず、困った事態も起こっておりました。そういうことを考えるとやはり、オフラインでも仕事ができるようにしておかなければいけないんですよね。反省。

 ところで、昨日、力を集中させるということについて書き、現実の世界で学生さんと話していると、「それができないから困っているんじゃない!」とのご指摘が。はい、その通りであります。私だってそうですから。
 なので、今日、学生さんからそう言われたときに、お話ししたことを、少し書いてみたいと思います。

 私自身が、そういう場面で考えていることは、できるだけ遠い未来の地点に自分をおいて、その地点から必要なことを、今の時点で、選択する、ということです。

 例えば、複数の大学を受験するときに、志望校をどうやって選ぼうか、ということを、皆さんきっと、悩まれると思います。大学受験の偏差値というスケールがあって、その上位であればその方がいい、ということであれば、それはそれでOKなのですが、そうとも言えない局面もありますからねえ。特に、大学院にもなってくると。
 現在の自分を眺める時間の地点を、「大学院に合格すること」といったきわめて近い未来においてしまうと、複数の大学院に合格したときに、どこに行こうか、ものすごく悩むことになります。だって、自分の短期的な未来は実現してしまったわけですから。想定されていない「未来」の選択をしなければならないのです。
 では、「先生になること」という、2~3年後に自分を立たせると。まずは、教員免許が確実に取得できる大学院を選択することになります。その上で、実際にどのくらいの人たちが教師になっているのか、ということも考慮に入ってきますよね。
 さらに、「こういう先生になりたい」「こういう教育実践がしたい」という教師になってからの自分から、今の選択を考えると。大学院でどのような学びが必要なのか、見えてくる部分がありませんか?
 さらに……と考えていくと、自分の人生でどの程度のことができるか、見えてきませんか。
 若い学生さんは、時として、自分にはたくさんの時間があって、たくさんのことができる、という全能感に浸りがちです。確かにそういう側面も全く無いわけではないのですが、それでもやはり、人生は短いのです。短い人生ですから、そんなに回り道をしている「暇」は無いと思うのですよ。

 とまあ、偉そうなことを書いていますが、これも昨日と同様で、強い自戒を込めて、なのです。
 私自身も、若いときには、ある意味、刹那的に生きてきました。今でもまあ、そういう面が完全に無くなったわけでもないかもしれませんが。まあ、「今」、自分がやりたいことを優先するような生き方をしてきたわけです。
 けれど最近、「20年後」を頭におくようになりました。20年後までに実現しておきたいことがあります。そしてそのためには、10年後にはここまで、5年後にはここまで、3年後には、1年後には、半年後には、1か月後には……と思考する癖がついてきたと思います。
 不思議なもので、20年後というイメージが具体的であると、何か迷ったときに、「これは必要ない」とあまり迷わずに決断できるようになりました。少なくとも私の内面では。

 時間を未来に延長するということを考えた場合、その究極の地点は、自分のお葬式の晩、ということになると思います。まだまだ私は修業が足りませんから、20年後、まあ、その延長の30年後くらいまでしか、時間を延長することができません。
 それでも、1年後、5年後を基軸にしているよりは、いい生活が送れているかな、と思うのです。
 とまあ、勝手に自分では思っていますが、皆さんは、私のことをどう見ているのでしょうかねえ? ちょっと怖くて、聞けません(汗)。

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2006年12月 6日 (水)

力を集中させるということ。

 ここ数日、寒い日が続いていますね。皆さん、体調を崩されてはいませんか。実は私、すっかり喉をやられてしまって、ひいひいいながらここ数日を過ごしています。エアコンがだめなんですよね。今朝起きたら、めちゃ喉が痛くて、一日中、エアコンの部屋にいたら、目に見えて悪化が……。皆さんも、どうぞお大事になさってくださいね。

 さてこの時期、いろいろな方から、いろいろな相談をもちかけられます。中高生は期末テストのシーズンですし、大学生諸君からは、レポートの書き方や卒業論文について相談を受ける機会が多いです。今回は、後者の相談を受ける中で感じたことを書いておきましょう。

 まず、結論から。
 レポートや卒業論文で成功するポイントは、どれだけ、論点をしぼれるか、ということだと思います。
 学期のまとめの数枚のレポートはもちろんですが、卒業論文だって、その分量は、たかがしれたものです。分量的な問題だけでなく、それにかけられる時間だって、それほど多くはないと思います。
 そういう条件の中で、広範なテーマを扱うものだったり、複数の論点が含まれるものでしたら、おそらくそれは、かなりの確率で失敗するものになると思います。力を入れる必要があることが複数になるわけですから、当然、力が分散してしまいますから。
 だから、一点に論点を絞って、その点を深めていくことが、論文の成功のポイントだと思います。
 ただ、その論点が、その研究対象の本質的なものを象徴するようなものであったら、個別具体的な論点から、その研究対象の全体に触れるようなものになると、非常に良いのです。
 そういう思考方法を、大学にいるうちに、身につけておいてほしいと思います。

 どこかに集中するということは、論文のお作法に限定されるものでもないと思います。人生を生きる上でも、有効なことなのだと思いますよ。

 「あなた」がもし、とても才能に恵まれた人で、普通の人の3倍の能力があったとします。でも、関心領域が広く、5つの領域に手を出したとしたら……。一つの領域で発揮出来る力は、普通の人の60%でしかありません。普通の人よりも能力が劣っていて、70%ぐらいしかない「私」だって、一つのことに関心を集中したら、才能に恵まれた「あなた」よりも力を発揮できると思います。
 単純なことかもしれませんが、そういうものではありませんか?
 優秀な方であればあるほど、多くのことに手を出しすぎて、思うように結果が出せていないように感じます。時には切り捨てる勇気も必要なのではないでしょうかねえ。
 でもまあ現実には、私自身も多くのことをしすぎていて、もっともっと、力を集中させるべきだと、日々深く反省し、思い悩んでいます。ですので、改めて自戒を込めて。
 どこか一点に力を集中させることが、大切なんですよ。

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2006年12月 5日 (火)

国立のイルミネーション。

 今日は一日、本当に寒かったですね。12月下旬の寒さだとか。どーりで。
 アジールのある国立市は、今日からクリスマスのイルミネーションが点灯したようです。細かなイルミネーションは、以前から点いていたんですが、駅からのメインストリートである大学どおりの8本の大きなツリーのイルミネーションは、今日やっと点きました。すごくきれいなんですよ。なんか、この辺りでは、ちょっとしたデートコースになっているとか。私もゆっくり、歩きたいなあ。いつもばたばたと、この通りをチャリで走っているものなので(汗
 そういうわけで皆様、国立に遊びにいらした折には、アジールにもお立ち寄りくださいね。

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2006年12月 3日 (日)

作文に取り組む子どもたち。

 土曜日は、午前9時から、中3クラスの授業です。今日は、国語の過去問に取り組みました。
 都立高校の入試問題では、200字の作文が課されています。この分量でまとめるのは本当に難しいと思います。が、しっかりとした作文を書いてくれた子がいますので、ご紹介しますね。

出題:国語の授業でこの文章を読んだ後、「言葉を書く」というテーマで各自が身近な体験を交えて発表することとする。このとき、あなたが話す言葉を200字以内で書け。

 自分は文字を書くということは、相手に自分の気持ちをつたえるまた、言葉で言えないことを文字にして伝えるそういう面で文字は言葉だと思います。
 現代携帯電話が発達してどこでも簡単に言葉を書いて伝えられるようになりました。時には励まし、時には喜びをわかち合う、このような事はやはり言葉を書く事から始まっています。こういう面で僕は、言葉を書くことは人と人との関係を作る大切な働きをしていると思います。

 一生懸命この作文を書いている彼の姿が印象的でした。この作文を書いたのとは別の子も、一生懸命考えて、悩みながら問題に取り組んでいました。そういう姿をみると、愛おしく感じます。

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2006年12月 2日 (土)

大学に合格してからの学習。

 アジールには、大学の推薦入試で合格が決まった生徒さんがいらっしゃるのですが、彼女は合格後もアジールに通ってきて、学習を続けています。大学に合格すれば、勉強しなくてもいいんじゃないの? と思う方もいるかもしれませんが。でも、私個人としては、できれば学習を続けてほしいと思いますし、その生徒さんにもそのご意思がありますので、楽しく学習を続けています。

 私が学習を続けてほしいと思う理由は、なんといっても、大学が提供する学習内容と、高校生が身につけている学力の差のためです。

 皆さん、ご存知かと思いますが、本当に近年の学力低下ははなはだしいものがあります。もちろん、かつての子どもたちができなかった新しい諸分野がありますから、子どもの能力の一般が下がったと申し上げるつもりはありませんが、大学が提供する学習、学問の内容とのギャップは、広がるばかりです。私も、大学生を教えていますが、年々そのギャップが広がるように感じています。たったの1年違うだけで、こんなに学力が違うの? と泣けてくるように思うこともあるわけですよ。とほほ。

 これだけ学力が低下しているわけですから、当然、大学の授業のレベルも低下しているのでしょうが、そんな低いところにあわせたって仕方がないですよね。なので、アジールの子どもたちには、大学入試を突破するだけの学力ではなくて、しっかり学問できるだけの力をつけてほしいと思うのです。

 英語は、ネイティブでも満点が取れないと皮肉られる細かい文法を追求するような問題ではなくて、がんがん長文を読むことにしました。学力低下ですから、洋書を使って授業をするところはそれほど多くないかもしれません。でも、洋書が読めるくらいの力をつけてほしいと思うのです。

 それから、本を読んで、論文を書く練習です。教育系というアジールの専門性と学生さんの興味関心はそれほど離れていないものですから、学生さんの専門分野にあたる本や専門論文を読み進めています。そして、毎回、それにかかわってのレポートを課していきます。

 レポートや論文を書くということは、もちろん、大学入学後の試験は論文形式だから、ということもあるのですが、書くことによって、認識が深まるということを体験してほしいからです。そしてまた、書くことによって、書きたいことが生まれてくる体験をしてほしいからです。

 こうして私も今、この文章を書きはじめて、村上春樹が言うところの「うなぎ」の議論までたどりついてしまいました。今日、この記事を書く前までは、「うなぎ」のことを書くつもりはまったくなかったのですが、書いているうちに、文章は私の手から離れ、書き始めたときには思いもよらなかったような結論に至るのです。

 これこそが「言葉の力」だと思うのです。

 こういう体験を、大学に入る前にしておいてほしいと思います。

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