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2007年2月

2007年2月28日 (水)

大学院で教員免許を。

 昨日、大学に在籍しながら科目履修生で小学校の教員免許が取れるよう、在籍大学が「協定」を結んでいるという話を書きました。
 もともと教員免許は、学部の教育課程で取得するものだったのですが、ここ数年は、大学院でも新規で教員免許が取得できるようになっています。
 それは、「長期履修制度」を利用したもので、修士課程を3年かけて修了するのですが、まったく教職関係の単位を取得していなくても、大学院で教員免許が取得できる、というコースです。
 この特別なプログラムを実施している大学はまだまだ少なくて、主には、いわゆる「新構想大学院」だったのですが、昨年あたりから、様子が変わってきています。
 私がつかんでいるところでは、愛知教育大、福井大が実施しています。更に、来年からは、大阪教育大も始めるそうです。そういえば、大阪の小学校教員不足も深刻だそうですから……。
 大学院とは別ですが、そういえば、早稲田も教育学部で小学校教員免許を取得するコースを設けるそうですね。

 教員免許の取得とは直接的には関係はありませんが、教職大学院もこれからどんどん拡大していくと思います。教師が大学院を修了しているのが当たり前になる時代が、すぐそこまでやってきているのかもしれませんね。
 もちろんアジールでは、教育系大学院への進学についてもご相談にのっています。対策や研究計画書の指導もしています。研究の分野によっては指導できないこともありますので、まずはご相談いただければと思います。
 お問合せは、mailto:g-asyl@nifty.com Tel:042-576-4727 まで。

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2007年2月27日 (火)

関西大学で小学校免許を。

 たまたまネットサーフィンをしていたら、関西大学が「小学校教諭(一種)免許状取得プログラムをスタート-神戸親和女子大学通信教育部(男女共学)と提携して-2006年4月から-」という記事を見つけました。去年の4月スタートですから、ちょっと古い情報ではあるのですが(涙)。
 これは、通信制大学の科目履修生になって小学校教員免許を取得する、というものです。広島修道大とか岡山理科大とか、いくつかやっている大学は知っていたのですが、関西大学も実施していたというのは、初めて知りました。
 やっぱり、小学校の教員免許を取得したいという方が増えているんですね。

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2007年2月26日 (月)

スパムのコメント。

 前にも書きましたが、アジールブログに、ものすごい勢いで、いたずらのコメントが書き込まれています。例の英文の、リンク先ばかりが書かれているものです。

 子どもたちへ。
 そういったリンク先をクリックしてはいけませんよ。危険ですからね。

 それにしても、本当に多いんですよ。1日に数百通と書き込まれてしまっています。
 どなたか、アジールブログの管理をして、こういったコメント削除をお手伝いいただけないでしょうか。本当に次から次へとコメントが書かれてしまって、削除してもきりがないんですよ(泣)。
 何か良い方策、ご存知の方、いらっしゃいませんかねえ……。

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2007年2月25日 (日)

卒業論文をどうしよう。

 昨日は、アジールに入る相談のうち、教員免許の取得について書きました。
 今日は、もう一つの相談を。
 それは、卒業論文です。

 教育系の大学院を受験される方から、卒業論文の指導についてご相談を受けました。その方は、本当に熱心で、勉強をして、良い卒業論文を書きたい、そして、大学院に進学したい、というご希望をお持ちです。
 そんなに熱心な方なのですが、大学では、卒業論文の指導をあまりしていただけないそうで、相談にみえた、というわけなのです。もちろん、良い卒業論文を書きたいというお気持ちもあるでしょうし、それに加えて、大学院で、卒業論文あるいはそれに代わる論文の提出が求められている、ということがその理由です。
 教育系の大学院では、こういった論文の提出を求める大学が少なくありません。私自身は、その方の研究力量を審査する上で、論文の提出を求めることは、非常に良いことだと思っています。私自身も、学部4年のときに、「大学院に持っていっても恥ずかしくない卒論を」と何度指導教官に言われたことか。
 しかし現実には、なかなかうまくまわっていないようです。今回の方だけでなく、何人もそういったケースを見ています。
 せっかく、意欲を持ってらっしゃるのに、こんなにもったいないことはないと思います。

 今、学力低下と子ども・学生に対していろいろなことが言われています。でもどこかで私は、若い学生さんたちの、まっとうに学びたいという気持ちを信じています。本物に出会わせてあげれば、学ぶことが進んでいくと思うのですよ。
 勉強したいのだけれど、どうやっていいのかわからないという方。
 一緒に学んでみませんか。

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2007年2月24日 (土)

どうやって教員免許を取得しよう??

 この時期、アジールには、いろいろな相談が入ってきます。4月の新学期を控え、4月から、どうしようかなあと皆さん、考える時期ですからね。
 最近多いのは、どうやって、教師の資格を取ろう?? という相談です。
 今年のセンター試験時の出願では、教員養成系の出願は減り、経済系にシフトしていると言われています。景気が良くなってくると、経済系の人気が出てくるというのはいつものことですよね。ですので、今年は、教員系はそれほど人気ではなくなっているかな、と私は勝手に思っていたのですが、どうもそうではないみたいですね。いろいろと相談がありますから。

 一つは、どこで、教員免許を取得するか、ということです。
 教員免許の取得方法には様々な道があります。普通に大学に入る方が一番多いとは思いますが、他には、編入したり、大学院で取得したり、通信制大学や科目履修生、認定試験もあります。
 こんなにいろいろな方法はあるのですが、どこで取得するかは、一長一短で、一般論として、「これが一番!」と言えるようなものではありません。っていうか、その方の状態を知らずに、「この方法がいいよ」と簡単に言えたとしたら、それもちょっと違うように思うんですよね……。
 中高の免許ならともかく、小学校や幼稚園ですと、それなりの負担があります。ですので、あなたに一番合った方法で取得される道を探すのが先決だと思います。

 もちろんアジールでは、そのためのお手伝いをしています。どうぞお気軽にお問合せくださいね。
 mailto:g-asyl@nifty,com、Tel:042-576-4727 です。

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2007年2月23日 (金)

訪問者2。

 本当に今週は、アジールにいろいろな方がおいでくださって、楽しい日々を過ごしています。
 今回は、アジールブログをお読みくださって、コメントを書いてくださっているぽてたさんたちがおいでくださいました。
 ぽてたさんは、黒板やお雛様を写メでご覧になっていましたから。「あ、これなんだ」と、確認するようにご覧になっていました。
 アジールのこと、どう思われたかかあ?? こんなに狭いところだとは思わなかった??
 でもまあ、このアジールの、アットホームな雰囲気って、いいでしょ? 誰でもすぐに、ロフトに上がりたくなってしまうような……。
 またお時間が取れたら、ぜひぜひ遊びにいらしてくださいね。
 皆さんも大歓迎です!!

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2007年2月22日 (木)

都立の中高一貫校の適性検査対策。

最近、都立の中高一貫校の適性検査対策に関するお問合せをいただくことが多くなりました。
中高一貫校は、まだまだ数が少なかったのではありますが、アジールのある多摩地域でも開校予定校が出てきましたので、お子さんの進路の射程に入ってきたのだなあと思います。

都立の中高一貫校の適性検査は、私立中学の受験対策とは、まったく違った対策が必要です。
問題をご覧になった方には、すぐにお気づきいただけると思いますが。
この種の問題は、非常に階層性が反映してしまうものです。
そういう意味では、一定程度テキストを学習すれば学力がつくといった、従来型の中学受験とは異なり、かなり丁寧な対策が必要かと思われます。

アジールは、もともとは小論文や大学生のレポート、卒業論文、大学院受験のための論文指導を行っている教室です。大学での論文の中では、当然、課題文や図表の分析の問題も含まれています。
こういったタイプの出題に対しては、小学生でも大学生でも、その基本的なところは共通です。
この種の問題は、雲をつかむようにお感じになるかもしれませんが、スタイルを習得すれば、誰でも書けるようになるものです。私自身も、最初は3行しか書けなかった子が、半年もしないうちに、B4で1枚を書けるようになったのを、何度も見ています。

アジールには、作文教育を専門にしているスタッフもおります。
どうぞお気軽にお問合せくださいね。
お問合せは、g-asyl@nifty.com、Tel:042-576-4727 です。

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2007年2月21日 (水)

ご注意を。

 どういうわけか、このところ、アジールブログのコメントに、「迷惑コメント」が集中しています。コメントが入ると携帯にその情報が入るよう、私はブログの設定をしていますから、もうほんと、私の携帯は、鳴りっぱなしです。

 子どもたちへ。

 そのコメント欄に書かれているリンクから他のページに行ってはいけませんよ。あやしいサイトの可能性があります。ほんと、気をつけてくださいね。

 そういうコメントは削除するようにはしますが、間に合わないこともあります。どうぞ皆さん、お気をつけてくださいね。

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2007年2月20日 (火)

関係性。

カズヲ君がブログにコメントをくださいました。相変わらず、スパムの(?)コメントが多く、皆でシェアしたいコメントがどうしても下の方にいってしまうので、ここで再掲します。

>人間の性格だって、関係性の中で決まってくる

同意です。
現象学の授業で、同じような話を聞きました。自分の存在(実存)そのものが、他者の実存との関係の中で現れるという発想です。

高校生くらいまで、集団によって自分の性格が変わることへの不安・いらだちがありました(いわゆるアイデンティティの崩壊でしょうね)。今では、そのどれも「自分」なんだと(そういった意味で、確かに自己「同一」性なのですが)思うようになりました。

完全に他者との関係性から独立した「自己」なるものは存在しないと思います。自分は、他者がいて始めて存在できるという人間観を持ち始めました。

なるほど。
カズヲ君、私自身はフッサールから始まってハイデガー、レヴィナスとたどっていますから。
根っこは同じだと思いますよ。

おそらく、本当に最近の議論は、関係論がはやっているのだと思います。
もちろん、関係論ですべてが押し切れるとは思わないのですが。
バランスが大切なんでしょうね、きっと。

私自身の場合は、一番心地よい関係性はどういうものなのか、ということを重視して相手と向かうことが常態化しています。
なので、30分きざみで6時間も人に会うと、本当にもう、くたくたになります。
一人ひとりに合わせて、微妙にピッチを変えていますから。
もちろん、今回の話題の「性格」という部分もありますが、声の出し方や話すスピード、リズム、イントネーション……。そんなものまでも変わってしまうものですから、主体性が無いというか(汗)。
でも、そうやって相手に同調することによって、相手との関係性が好ましいものになり、創造的になり、信頼が生まれます。そういうことが大切なのかなあと思っていますが。


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2007年2月19日 (月)

訪問者。

この春、大学を卒業する予定の教え子たちが、アジールを訪問してくださいました。
お二人にお会いするのは、本当に久しぶりでした。
お元気そうで何よりです。
私の方は、アジールやその他の仕事をめぐって、いろいろと話しまくってしまいました。
ごめんなさいね。
アジールにおいでになって、どう思われたかしら?
良かったら、感想をお聞かせくださいね。

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2007年2月18日 (日)

肌理の細かい教育。

Teteさんからコメントをいただきました。
例によって、迷惑コメントがものすごい勢いで入っていて、コメントが下に落ちてしまっています。
素敵なコメントでしたので、再掲します。
内田樹さんの『下流志向』の「アジール」の部分についてのコメントですね。

私も読みました。そして、ここの箇所を、明日会ったときにでも話そうと思ってました(笑)。多分、内田さんは前にも書いていたのだろうけれど、私の中では、大学の学生さんとの関係でのイメージ(一品持ち寄り宴会など)が強かったので、ちょっと新鮮でした。
 『狼少年のパラドクス』のほうは、「経営の棚に置いてもいいかも知れない」と思われるほど、大学経営のブログの記事が満載でした。それぞれの大学が、ダウンサイジングして肌理が細かい教育を行う。アジールは、その一つになるのかなあ。

はい、アジールは、そういう肌理の細かい教育を行う学校を目指したいと思っています。
だって、一人ひとり違う、人を育てる教育の場なのですから。
皆さん、助けてくださいね。

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2007年2月17日 (土)

ひなまつり

 節分が終わって、今度の年中行事は、ひな祭りです。アジールにもお雛様が来ました。これから、3月3日まで飾ります。スタッフSさんの手作りです。すごいでしょ。

Ohinasama では、作成者のSさんからの一言ですっ!

「実はこのお雛様の台、都こんぶの箱なんですよ~」

ははは。一言でまさかこんなコメントが来るとは(笑)。

材料費0円で、ご自分で形から何からお考えになって、つくられたそうです。ほんとすごいですよね!!

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2007年2月16日 (金)

アジール。

 内田樹さんの『下流志向』を読んでいます。なんか本当に私は、内田本を読む時間もないくらい忙しいので(これってほんと、「ありえない」んですよ)、飛ばし読みなのですが。
 やっぱり、アジールブログで書くなら、この部分でしょ。

 あと一つ二つを残して、大学で僕にできることはだいたいやり尽くした気がしますので、できれば少しはやめに大学教師の生活からはリタイアして、余生は武道の道場で地域の子どもたちを教えることで過ごそうと思っています。江戸時代の地方の藩にあった小さな町道場のようなものを建てて、そこで武道をやりたいという子どもたちを教える。武道で身を立てたいという若者がいたら、なんとか自立できるように世話を焼いてあげる。どうも家にいづらいという子どもがいたら道場に泊めて、ご飯を食べさせて、代わりに掃除や家事の手伝いをさせて書生として使う。学問がしたいという子どもたいたら、原書購読をする。哲学も文学も教える。週末になると仲間を集めて宴会をして、麻雀をやる。そういう開かれたアジールのような、寺子屋のような、道場のような、コミュニティの拠点を作りたいんです。(略)自分の身体と自分おお金を使って、親密権のモデルを一つこしらえてみたい。(229~230頁)

 こういう場を作りたいと思って、私は、アジールを開いたんですよね。

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2007年2月15日 (木)

レタリング。

 授業が終わってから、「生徒代表S」君が、さらさらさらっと、黒板にレタリングをしてくれました。

Kokuban_moji すごい、上手でしょ。

本当にさらさらさらっと、文字の枠をかたどって、書いていかれたんです。

すごいと思ったので、思わず、写メ。

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2007年2月14日 (水)

今、求められている「学力」とは。

 さて今回は、「学力」について書いてみたいと思います。
 子どもたちが身につけなければいけない学力って、皆さん、どんなイメージですか? おそらく、多くは、センター試験に代表されるような知識を習得して、それをアウトプットする、そんなようなイメージではないでしょうか。
 確かに、そういった学力も大切だし、子どもたちに身につけておいてほしいことには違いが無いのですが、学力って、それだけではないんですよ。
 例えば、文部科学省が来年度に実施を予定している全国学力調査の予備調査で出題した問題です。問題例をこちらで掲載することが、技術的できないのですが(ごめんなさい!)、ここではもちろん、語句使用の問題や計算も出されているんですが、そういった暗記した知識をアウトプットするだけでは対応できない問題が出題されています。
 ちなみにこの出題傾向、都立の中高一貫校の適性検査や、OECDのPISA調査に通じているんですよ。アジールでは、こういった出題傾向を分析して、今、求められている学力に敏感に対応しています。それに、こういう分析って、面白いし(笑)。(その結果、生まれてきた疑問については、以前、「PISA調査の普遍性」で書いたとおりです。)

 もう少し細かく見ていきましょうか。

 この学力調査で特徴的なものは、文章を書く力を問う問題です。小学校の国語の問題を見ていきますね。

 この問題の一番は、いわゆる「調べ方」を問う問題です。知識の活用能力を高めることを目標として学習指導要領の方針に沿ったものですね。
 二番の方は、資料をもとにスピーチ用原稿を作成するというものです。これができるためには、まず、資料が読み取れなければなりません。提示された資料には、今回の原稿には必要のない箇所も含まれていますよね。じゃあ、必要な箇所はどこなのか、それをまず読み取った上で、それから原稿の作成です。原稿は、資料を書きうつすだけではだめですよね。資料の内容を自分のものにしたうえで、自分の言葉で書いていく必要があります。
 こういったことは、始めは抵抗があるかもしれませんが、慣れると、簡単にできるようになるものです。アジールの子どもたちには、こういった力を着実につけていくよう、指導していきたいと思っています。社会に出てから、こういう力は必要ですからね。

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2007年2月13日 (火)

そ、そうかな~。

 昨日、おとといと「人生の岐路」を書きましたけど、その内容を、ネットをほとんど見ない友人に話したら、「先生も、そんな言えるんですか。あんなに悩んでいたじゃないですか」みたいなことを言われてしまいました。そ、そうかな~。確かにまあ、悩んでいたかもしれないけれど、でもやっぱり、悩んで合理的に出された決断には従わなかったわけだし、やっぱり、勢いだけで選択しているように思うんだけど。その知人も、私の「勢い」については、多少は(?)、同意してくださいましたが。

 どーでもいいことですが、知人と、例えば私の親なんかとでは、私の評価が、全く違うのです。いったいどうしてでしょうかねえ。そんなに態度を変えているつもりはないのですが。

 でも私は、相手との関係性が最も心地よくなるように表現することが、もう身体に染み付いてしまっていますから、態度が違っているのかもしれません。

 そういえば、心理学の授業を受けていたときに、こんなことを先生が言われていたのを思い出します。

 人間の性格というのは、固定されたものではない。集団の中で変わるものだ、と。

 つまり、例えば、強烈なリーダシップを取るという固定した個性を持った人がいるわけではなくて、その集団の中で、位置関係によって、リーダシップを取るようになったり、またそうではない別の役割を取るようになる、ということです。

 私はこういう性格観に納得しますね。

 人間の性格だって、関係性の中で決まってくると思うんですよ。

 まあ、そういうわけで、きっと私は、相当人によって、態度を変えているんでしょうね。ははは。

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2007年2月12日 (月)

人生の岐路2

 昨日、若い方への「お説教」を書いたので、そのついでに(汗)。

 私が最近痛感していることは、人生の選択というのは、それほど決定的では無いということです。

 昨日、引用してきた内田さんのブログにもありましたけれど、人間は「ベストの選択」をするものではないんですよ。

 だから、そのミスが最小限になるように、リスクを分散させておく。

 また、もう一つ。

 そのときの自分の選択が正しかったかどうかは、その後の自分の人生が決めることだと思うのです。

 仕事をやめて教師になろうと思って、大学院に進学し、教師になって良い仕事ができれば、「あのとき、仕事をやめてよかった」と思うことでしょうし、逆に、教師になれなかったら、「あのとき、仕事をやめなければ……」と思うことでしょう。

 人生って、そんなものでしょ。

 ある一時期に、自分にとって最悪の状態が続いたとしても、そのことも、自分の人生には必要なことだったんだ、と思えるようなときも来るものです。

 それだけ可能性に開かれているものだと思うんですよ。

 やっぱり私って、楽天的すぎるのかなあ??

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2007年2月11日 (日)

人生の岐路。

 こういう仕事をしていると、学生さんや元・学生さんから相談を受けることが少なくありません。本当に皆さん、ものすごく悩まれています。
 私自身も悩んだ経験というのは、まあ、皆さんよりは年を取っていますからね、無いわけでもありません。
 ただ、こうやって振替ってみると、自分の人生の岐路に立ち、その後、自分にとって決定的に大切になった選択をしたときというのは、不思議とそれほど、悩んでいなかったような気がしてきます。
 まあ、喉もと過ぎれば~ ということで、すっかり私が、忘れてしまっているのかもしれませんが。
 でもそうなんですよ。
 確かに、自分自身がものすごく悩んだこともちゃんと覚えています。
 でも、そうやって長く悩んでいたことって、悩んだままで現状維持、っていうことが多かったような気がします。たぶん。
 逆に、自分の転機になるような大きな選択っていうのは、不思議なほどに、悩まないで決めてしまって、スタートさせ、まあそれなりに、うまくいっているんですよ。
 確かこれは、内田樹さんもどこかで書かれていると思うのですが、あまり悩まないで選択した方がいいよ、と。悩むとそれだけ、決定に時間をかけているから、うまくいかなかった場合の消耗感が多いから、と。
 そう思って、内田さんの過去のブログを検索してみました。ちゃんと見つかってしまう自分が恐ろしい……

2006年10月19日
会議を短くする方法について

(略)

いずれにせよ、私は会議に長い時間をかけることが「正しい選択」を導出する上で有用であるとは考えない。
人間は非常にしばしば熟慮の果てに、「これこそが正解だ」という深い確信に領されて、誤った選択をするということを私は経験的に知っているからである。
会議で長時間議論しても、短時間の議論でも、正解を逸する確率には残念ながらほとんど差がない。
むしろ、長時間議論して誤った結論を得た場合の方がそのあとの被害は大きい。
というのは、あまりに熟慮し、眦を決して、かつ満場一致で採決などしてしまうと、それがあきらかに間違った選択であることが事後的にわかっても、なかなか訂正ができないからである。
すぐに訂正すれば傷が浅くて済むのに、誤りを認めると「面子がつぶれる」という人が多いと、補正の必要がわかっていながら、補正ができない。
そのままどんどん被害が拡大する。
これがいちばん困る。
それくらいなら、即断即決で「あらよっと」で決めた方がずっとましである。
深く考えないで下された決断については、その撤回と補正についての抵抗が少ないからである。
「誰だよ、こんなバカな提案をしたのは」
「ウチダさん、あんたですよ」
「・・・」
というような展開になると誤謬の補正は一秒で済むのである。
だから、ものを決めるときにたいせつなのは、「ベストの選択をする」ことではない。
お若い方にはぜひこのことをお覚え願いたい。
「人間はしばしば誤った選択をする」という可能性を織り込んでおいて、「誤った選択」がもたらすネガティヴな影響を最小化する道筋をつけておくことの方が「絶えずベストの選択をし続ける」ことよりもずっとずっと重要なのである。
このことを理解している組織人はきわめて、哀しいほど少ないけれど。

 そう思うんですよ、本当に。

 自分がぱっとこれだ! と思ったことは、自分の知的なレベルではなくて、身体のレベルで判断しているのだと思います。そしてそれは、自分の脳で考えたことよりも、当たっているものなのですよ。

 だからかな、ぱっと感じたこと、判断したことをその後やっていて、私自身、あまり後悔をしたことが無いのです。

 とここまで書いて、身近な知人や親に言われたことを思い出します。

 「あなたぐらい、意志が強くて、自分の好きなことしかやってきていない人はいないから」

 そ、そうかな……(汗)。

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2007年2月10日 (土)

合格、おめでとう!

 生徒さんから、合格のご報告をいただきました。
 うれしいですね。
 私も本当に、いろいろと心配をしていたもので。
 本当におめでとう!

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2007年2月 9日 (金)

髪の毛。

 なんか急に思い立って、髪の毛を切りに行きました。前髪がうっとおしいなあと思っていたもので。
 もともと私は、超ど近眼なもので、めがねをはずすとほとんど見えないんです。なので、自分の髪がどのように切られているか、途中はほとんど見えていないんですよね。
 そんなんに加えて、最近、とにかく忙しいですからね、睡眠時間も短いし、だいたい、何もしないで30分も座っていられることなんて、日常的にはまず無いですから、うつらうつら、眠ってしまったんですよね……
 そうしたら!
 自分ではあまりにも予想できないような髪形になってしまっていて、もう私は、びっくりです。
 ああ、しばらくは、誰にも会いたくない……(涙)。
 本当に悲惨なんですよ~。
 もう絶対、美容院では寝ないぞ!
 

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2007年2月 8日 (木)

ブリコラージュ。

 皆さんこんにちは。

 今日はスタッフSさんの出勤日。季節にふさわしい手作りグッズをお持ちくださって、ちょっとおしゃべりをしました。

 今回Sさんがお持ちくださったグッズの紹介は、「時期」を待たなければできないのですが(ごめんなさい!)。とても素敵なものですよ。

 それで、Sさんの「技」について話題が飛んだのですが、私が一番すごいなあと思ったのは、Sさんのブリコラージュ的発想です。

 例えば皆さん。手芸をするときって、どうします? 手芸本を買ってきて、作りたい作品を選んで、そのための型紙やら何やらを準備して、真似をしながら作るのが普通ですよね?

 もちろん最初の段階では、みんなそれを経なければいけないのでしょうが、技術がたくさんあるSさんは、自分の頭で「設計図」をつくって、いろいろなものを作り出してしまうんです。

 それで今日、以前お作りいただいた黒板の台(イーゼル)のことに話題が飛んだのですが、私も今日知ったのですが、イーゼルの枠になっている木はなんと、普通のホームセンターで売っている「すのこ」だったそうです。それを枠に使っているので、めちゃ材料費が安かったとか。そしてその「すのこ」の板を、金具で止めて、固定されているわけです。

 こういう発想が「ブリコラージュ」です。

 レヴィ=ストロースが『野生の思考』で「ブリコラージュ」について述べています。レヴィ=ストロースはインディオに生活を記録することで、彼ら特有の認識の仕方;「具体の科学」にいきついたわけです。それを「第一」科学と名づけたいとも述べているわけです。ちょっと参照してみましょうか。

 原始的科学というより「第一」科学と名づけたいこの種の知識が思考の面でどのようなものであったかを、工作の面でかなりよく理解させてくれる活動形態が、現在のわれわれにも残っている。それはフランス語でふつう「ブリコラージュ」(器用仕事)と呼ばれる仕事である。(略)今日でもやはり、ブリコルール(器用人)とは、くろうととはちがって、ありあわせの道具材料を用いて自分の手でものを作る人のことをいう。ところで、神話的思考(注;インディオの思考)の本性は、雑多な要素からなり、かつたくさんあるとはいってもやはり限度のある材料を用いて自分の考えを表現することである。何をする場合であっても、神話的思考はこの材料を使わなければならない。手もとには他の何もないのだから。(略)

 ブリコルールは多種多様の仕事をやることができる。しかしながらエンジニアとは違って、仕事の一つ一つについてその計画に即して考案され購入された材料や器具がなければ手が下せぬというようなことはない。彼の使う資材の世界は閉じている。そして「もちあわせ」、すなわちそのときそのときの限られた道具と材料の集合で何とかするというのがゲームの規則である。(レヴィ=ストロース1976、『野生の思考』みすず書房、22-23頁。)

 なるほどね。

 既成のマニュアルや設計図が無くても、目の前にある材料で、自分の目的に合うものを作るということです。そしてこれは、現在の専門分化した思考の方法とは根本的に異なるんですよ。規定の道具がなければ仕事ができない「エンジニア」とは違って。

 このようなレヴィ=ストロースのブリコラージュについて、内田樹さんは以下のように書かれています。

 「論理的な人」は使えるものならドライバーだってホッチキスだって料理に使ってしまう人のことである(レヴィ=ストロースはこれを「ブリコラージュ」と称した)。

 そのつどの技術的難問に対して、それにもっともふさわしいアプローチを探し出すことができるためには、身のまわりにある、ありとあらゆる「道具」について、「それが潜在的に蔵している、本来の使い方とは違う使い方」につねに配慮していなくてはならない。(内田樹、2003『子どもは判ってくれない』88頁。)

 私は、生きていく上でこういう力が必要だと思うんですよ。

 ぽてたさん、あなたの言っている「問題解決能力」って、このようなイメージなのかなあ?

 アジールの子どもたちには、こういう力をつけていってあげたいと思うんですよ。

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2007年2月 7日 (水)

確定申告。

 確定申告の季節です。毎年のことですが、収支決算の計算は面倒だし、こんなに税金を支払っているんだと思うと、がくんと感じる季節でもあります。はあ。まあ私は、さすがに、税金を払うために定期預金を解約しなければならない、というところまではいっていませんが、それでも、ねえ。
 でもまあ、こういうのは、えいやっと、かさぶたをはがすみたいにやってしまうに限ります。
 昨晩、だいたいの書類は作り終えたので、後は受付日を待つだけです。
 今回、作業をして思いました。結構面倒な作業なんですよね。「餅は餅屋」ですからねえ、今年は税理士さんを探さなくちゃなあ。いい方、いらっしゃいませんかねえ。

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アジールブログを分けました!

 みなさんこんにちは。

 さて、皆さんもご承知のように、アジールではいろんな仕事をしていて、それらに関わる記事が、ブログでも混在しておりました。

 ちょっとそれじゃあ、読みづらいよ! との声もありましたので、アジールブログを3つに分けることにしました。こんな感じでいかがかしら? 以下のような感じで分けてみましたが。皆様また、感想をお聞かせくださいね。

■アジールブログ

 今みなさんがご覧になっているこのブログです。これは、アジールの統合ブログなので、アジールのすべての部門からのお知らせ、スタッフコラム、教育に関わる話題・情報提供、そして日々の雑感等々、すべてを掲載しています。これを読めば、アジールのすべてがわかる?

■先生になろう! 教育学を学ぼう!

 アジール・教育系部門のブログです。教育学を学びたい方、教育系の資格(小学校教諭・幼稚園教諭免許、保育士資格、小学校教諭認定試験)を取得されたい方、通信制大学で学んでいる方、ぜひこちらをご覧ください。教育学の学習の仕方、様々な資格試験情報を発信していきます。

 また、教育をめぐる議論も「コメント」機能を使ってしています。皆さん、どんどん書き込みをしてくださいね~。

■子どもの広場;小中高校生の学習支援

 アジール・小中高校生の学習支援部門のブログです。
 子どもたちと日々学んでいると、子どもっていいなあと思うことがたくさんです。そんな素敵な子どもたちの様子を発信しています。子どもたちもどんどんコメントしてくださいね。

 また、子どもたちの学力をあげるための学習指導のワンポイントも掲載。今、子どもたちに必要な学力について、教育学の立場から考察しています。

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がんばれ、受験生!!

 がんばれ、受験生!!

 いよいよ受験本番です。がんばれ、受験生!!
 受験のプレッシャーに負けないで、合格を勝ち取ろう!!

1 まずは健康管理
 なんといっても健康管理が一番大切!
 夜遅くまで受験勉強をしたい気持ちはわかりますが、規則正しい生活をし、睡眠時間を確保し、試験当日、万全の体調で望めるようにしましょう。
 体調が悪かったら、解ける問題も解けませんよ。

2 絶対に合格するぞ! と思うこと
 一旦口に出した言葉は、その人をしばります。強い言葉には、現実変成力があるのです。
 ですから、絶対に「私はだめだよ」「合格できないよ」ということは口に出してはいけません。自らが発した言葉で、無意識のレベルで自らをしばってしまうからです。
 「僕は大丈夫」「絶対に合格する」とまずは強く思って、そして言葉に出して!!

      
3 とにかく焦らないで
 不安な気持ちがいっぱいになってくると、焦る気持ちが高まります。
 何かの問題を解いていても、こんな問題よりも別の問題を解いた方がいいんじゃないか、別の教科を……
 でも、焦って目移りしても、何も得られませんよ。
 時間が無い今だからこそ、確実に、どんなに小さなことでも、確実に自分の力にすることが大事ですよ。
 そしてもちろん、試験当日も焦らないで!

4 準備は早めに、確実に
 受験は非日常的なことです。
 どういった経路で会場まで行くのか、当日の持ち物は何か、当日の時間は、等々、いつもと違うことだらけです。
 「あとで」は禁物。ぎりぎりになっての準備は、うっかりミスの元ですよ。何事も早め早めに準備をしておきましょう。

5 自分を信じて
 ここまでやってきたあなた。
 これまでの自分の力を信じて、精一杯、試験にのぞんできてください。
 あなたは一生懸命やってきたんだから。
 アジールのスタッフ一同、あなたのことを応援していますよ。

 がんばれ、受験生!!

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2007年2月 6日 (火)

Kさんのどら焼き。

 昨晩、夜中の3時過ぎに自宅に戻ったところ、ドアノブに袋が結わえてありました。何かなあと思ってみてみると、お隣のKさんから、お引越しのご挨拶のどら焼きが入っておりました。
 私がこの建物にプチ引越しをしてきてから約4ヶ月。お隣のKさんは、とても明るくてフレンドリーな方なのですが、何分私の時間が無いもので、ろくに話もしないまま、お別れになってしまいました。
 Kさんはニュージーランドからの留学生。本当に明るい方で、私もお友達になりたかったのですが、残念です。それに申し訳ないことをしました。まさかこんな形で、帰国されてしまうとは。
 Kさん、ありがとう。
 またご縁があれば、再会できますよね。
 どうぞお元気で。

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ふんだりけったり(泣)。

 アジールは、駅から徒歩3分の立地ですし、なぜかみんながわくわくしてしまうような「ロフト」があって、またそのロフトが結構広くて高さがあるので、まあ、いいかなこの物件、という感じなのですが、一つだけ欠点があります。

 それは、窓が東向きだということです。

 東向きですから、まあ、午前中は日が射すんですが、午後はまったくだめ。なので、結構寒いんですよね。

 なので、がんがんエアコンをつけ、足元には電気ストーブを置いています。まあこれで、しのいでいたんですよね……。

 この電気ストーブが、どうも壊れてしまったようなのです。

 昨晩、いきなり消えておりました……

 はあ。

 そういえばこの電気ストーブ、何年使ったかわからないくらいの代物です。10年以上前に、知人が引っ越すというのでもらい受けたのですが、その知人もどこかからもらったものらしく……。

 そういえば、Hさん、どうしているかなあ?

 Hさんとはベトナムで知り合いました。船でベトナム等の東南アジアに行ったときに。

 Hさんは工業高校の出身で、私の目の前で次々と電化製品を直されてくださったことがあり、もう、ものすごくびっくりしたことを覚えています。

 今、高校は普通科ばかり。彼のような人って、大切だと思うし、本当に魅力的な方で、ほんと、どこででも生きていける、というような方でしたね。会いたいですねえ。

 もうこの電気ストーブともおさらばかなあ。

 ふんだりけったりと書きましたけど、昨日、夜中、知人と口論に。まあ、収束はしたと思うのですが、なんか、ね。私自身は声を荒げたわけではないのですが、相手がそうなってきて、ちょっとびっくり。ちょっと私も、嫌味を言ったかな。ごめんね。

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大学を中退していても、教員免許は取得できるの?

 このようなお問合せをいただきました。

 通常、教員免許は、学歴に応じた「基礎資格」があり、その上に、教職や教科等の単位を取得して教育実習を行うことで授与されます。

 その基礎資格は、第二種免許が準学士、第一種が学士、専修が修士の学位を持つこととなっています。

 今回お問合せいただいたのは、四年制大学で2年まで在学し、通常3年次編入の資格が得られる62単位以上を修得して、四年制大学を中退されたケースです。

 結論から申し上げますと、こういった方の場合、最終学歴が「大学中退」という形であっても、2種免許を取得することができます。大学に2年以上在籍し、62単位以上を取得した者は、準学士と同等にみなすことになっているからです。

 ですので、大学によっては、この学歴のまま、「科目等履修生」になって、教育免許を取得することが可能となります。

 ただ、このような免許の取得の仕方は、イレギュラーですから、個々のご事情によっても変わってきます。例えば、どの大学で「科目等履修生」をするか、といったことでも大きく変わってきます。

 また、科目等履修生で修得した単位は、個人で都道府県教育委員会に申請することになるのですが、この対応も、都道府県によって異なってきますので、事前の確認が必要です。

 こういうわけで、いろいろとイレギュラーなことがあります。メリット・デメリットがありますので、十分な検討をお勧めします。

 何かわからない点がありましたら、「学房アジール」までお問合せくださいね。

お問合せ

 Tel:042-576-4727

 mailto:g-asyl@nifty.com

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2007年2月 5日 (月)

「ただいま~」

アジールの子どもたちがアジールにやってきて、教室に入ってくる仕方は、実に様々です。

 控えめに静かに入ってくる子、ドアが開いているのにここぞとばかり何度もチャイムを鳴らして、挨拶よりも前に「こら!」と私に怒られる子(笑)、まあ、その子の個性が出ていて面白いものです。

 最近、「ただいま~」と言って、ドアを開けて入ってくる子もいます。あれれ? と思って「おかえり~」と私も反射的に返していたのですが、それが1回、2回ではなくて、このところずっと、「いつも」かな、と思います。

 うれしいですね。

 そういえば、子どもたちのもう一つの生活の場として進められた学童保育の運動の中で、『先生、ただいま!』という本がありましたね。

 それを思い出して私は、ちょっとうれしくなった、というわけです。

 アジールが子どもたちにとって、もう一つの生活の場になっていってくれたらなあと思っています。

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黒板が入りました!

 アジールに黒板が入りましたっ!

 今まで無かったの? と言われたら、「はい、ごめんなさい」と言うしかないのですが、アジールは、個別あるいは少人数の指導なので、正直、あまり必要性を感じていなかったのです(汗)。

 でも、スタッフSさんのご自宅に黒板があり(すごいお宅だ)、アジールに寄贈してくださるとのことでしたので、ありがたく頂戴いたしました。

 Sさん、ありがとう!

 それで、黒板が入ったのですが、それをどう置こうか、という点でSさんと相談を重ねました。

 始めは壁に吊ろうかと思ったのですが、木のしっかりした黒板なので、吊るのは心配だなあと思うようになりました。

 じゃあ、何かの上に置こうか、ということになったのですが、なんかいまひとつ。

 そこで思いついたのが、イーゼル。最近よく、お店の前なんかに置いてますよね。

 でも、こんなに大きな黒板を置けるようなイーゼルってあるのかしら?? と思っていたところ、Sさんがお作りくださることに。

 もう私ってばめちゃ忙しいもので、ほとんど何も考えずに、「じゃあ、Sさん、お願い。材料費の領収書はもらっておいてね~」と言ってしまいました。

 Sさんにお願いしてから約1週間後(でしたよね?)、次のSさんの出勤日にSさんは、めちゃ大きな荷物をかかえてアジールにおいでになりました。

 高さは、Sさんの身長よりもあるんじゃないかな。めちゃ驚きました。

 そして、梱包をほどくと、見事なイーゼルが。

 いやあ、本当に驚きました。

 ちゃんと折りたたみ式で、広がりすぎないようにチェーンも付けられています。床に座って授業をするクラスでも使えるように、黒板の高さの調節もできます。そして、きれいにニスも塗ってあります。

 本当に驚きました。

 別のスタッフの第一声は、「先生、この黒板と黒板の台、高かったんじゃないんですか?」でしたからね。ほんと、それぐらいにすごいものなんですよ。

 そこで、お写真です。

Kokuban ね、ね、すいでしょ。でも、写真が小さいから、わからないかな?

 ちなみに後ろに見えているのは、アジールのロフトです。これくらいの高さがあるんですよ。

 黒板が入ってから、子どもたちは「落書き」に大忙し(?)。授業が終わってからの帰りがまた遅くなりました。

 Sさん、本当にありがとう。ご苦労様でした。

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PISA調査の普遍性2。

 先日、「PISA調査の普遍性」を書いたところ、早速コメントをいただきました。ありがとうございます。私もお返事を書いたのですが、書いているうちにまた新たな考えが浮かんできたので、また書いてみたいと思います。

 私は、基本的にはPISAのような問題を教えることがあってもいいんじゃない? と思ってはいたのですが、直接には、この種の問題を子どもたちに教える中で、疑問が生まれてきたんですよね。それはなぜかというと、「知的な興奮」が得られないからです。

 確かに、選択において答えがなく、どちらを選んでも合理的な説明ができれば可とするPISA型試験の場合、それは確かにそうなのですが、どこかで中身が空洞化しているように感じてしまったのです。

 というのは最近、高校の現代文の教科書や、国語に課題意識を持つ学校の入試問題を読んでいていた思ったのですが、これらに採用されているテクストって、かなり良いものもあると思うんですよ。もちろん、石原千明さんが『国語教科書の思想』で批判しているような国語教科書の性格もあったとしても。

 今日読んだ高校生の教科書には、佐藤信夫の「レトリック感覚」からの文章や橋本治、中村雄二郎といった方々のテクストが掲載されていました。驚きましたね。私は佐藤信夫が好きで、だいたい著作は皆、持っている(読破したと言えないのが悲しい)のですが、こういったテクストを読ませるなんて、センスがいいなあと思うのです。

 そういえば、進学校で国語を教えている友人が言っていました。年配の方なのですが、例えばセンター試験とか、現代文のテクストを読解するのが難しい、と。

 それはそうかな、とも思います。だって、佐藤信夫なんかは、国文科で扱うテクストではないですよね。哲学かフランス現代思想、言語論、テクスト論といった文脈かと。もちろん佐藤信夫の夏目漱石論なんかはめちゃくちゃ面白いのですが。

 話がそれました。

 例えばこういうテクストを「読解」していくと、私はとても、知的にわくわくすることができるのです。頭を抱えたとしても、その学習を経た後には、世の中の見え方が変わっているように感じるというか。

 そういう体験が、「学び」だと思うのです。

 残念ながら、PISA調査の設問を難問解いても、そういったわくわく感を感じることができません。そこにPISA調査の学力観の貧困を直感したのだと思います。

 そういう意味では、ぽてたさんの書かれた身体性とは異なる文脈なのかもしれませんが。

 またこのことについて話しましょうね。

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2007年2月 4日 (日)

PISA調査の普遍性。

 今更ですが、『教育』(国土社)の2006年11月号の小林大祐さんの「学習指導要領改訂作業の性格分析」を読みました。大筋はOKという感じです。

 小林さんの論文でも言及されているのですが、今、文部科学省は、PISA調査の枠組みで教育課程を再編しようとしています。「読解力向上プログラム」や具体的な事例を読むと、ほんと、PISAを目指していることがわかります。

 そういえば、第1回のPISA調査が発表された頃、PISA型学力を全面的に肯定するような発言が、文部科学省批判の文脈で語られたように記憶しています。いわゆる「組合」系の方々から。そういった方々は、今回の文部科学省の教育課程の枠組みを、どうお考えになっているのでしょうか……。お聞きしてみたいところです。あ、ほんと、嫌味とか、全然攻撃的なわけではなくて、素朴なところ、お聞きしてみたいと思うのです。

 もう一つそういえば、石原千明さんも『国語教科書の思想』で、PISAを持ってきて日本の国語教育について批判をし、「グローバルスタンダード」として、PISAを紹介、それに合っていない、と語られていました。

 そのときに思ったんですよね。PISA=国際水準=良いもの、という枠で良いのか、と。

 そこで今回の小林さんの論文なのですが、最後のところで、PISA型の学力の「普遍性」を問うような指摘がなされています。「PISAというのはどれほど普遍的なプロジェクトなのか」(17頁)、と。そして小林さんは、PISAを実施したOECDについて言及して、以下のように述べられています。

OECDは基本的に、市場経済の成長をめざす「先進」諸国が原則非公開で政策協調を図るための機構である。OECDの調査プロジェクトの枠組みが「国際的な適用性」をもつというときには、そうした限定的な性格に留意すべきだ。(17頁)

だから小林さんはおそらく、現在の市場経済、資本主義を無条件に肯定するPISA型学力観に対して、疑問をもたれているのだと思います。そして、PISA型学力を前提とする中教審・審議経過報告に対して、こうも書かれています。

そこに言われているのは誰と誰の習慣であり倫理観であるのか。翻って、それらの習慣や倫理観を基礎とする限りで対応でいるのは、誰と誰にとってのどの範囲の社会変容なのか。

既存の市場経済、資本主義、そしてそれを前提とした学力観を無条件で受け容れることへの疑問だと私は読みました。この論文が掲載されている雑誌の性格からも類推して。

 こういったトーンに対して私は、正直、自分の立場を決められないでいます。

 確かに小林さんのおっしゃることもわかるのですが、PISA調査も悪くないと思ったりして。

 だから、かつて、PISAを使って文部科学省批判を展開された方々に、本当にお聞きしたいのです。

 教育学は、簡単に結論が出るようなものばかりではありません。私にもわからないことはたくさんです。

 アジールの学生さんとも議論をして、深めてみたいと思っています。

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2007年2月 3日 (土)

高校入試の「自己PRカード」の書き方の指導、面接試験の対策を行っています。

 最近、アジールブログの検索ワードに「自己PRカード」が入ってくることが多くなっています。
 都立高校の出願も来週ですからね。自己PRカードの最終チェックの段階に入っているのではないかと思います。というか、もう今日は3日ですから、大枠ができていないと、皆さん、まずいですよ!
 「学房アジール」では、「自己PRカード」の指導も行っております。「自己PRカード」の書き方にはコツがあります。また、その子の現実とかけ離れて、大人がいわゆる「かっこうのいいもの」を作ってもだめです。
 「自己PRカード」は得点化はされませんが、総合的に評価する上で軽視できないのは、皆さん、ご承知のことだと思います。
 また、私学の推薦入試も大詰めですね。
 「自己PRカード」や面接対策は、1回きりの指導も受け付けます。
 お困りの方、ご連絡ください。

Tel:042-576-4727

mailto:g-asyl@nifty.com

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修士論文。

 以前、指導していた学生さんからお電話をいただきました。
 無事、教育系の修士論文を提出されて、合格されたそうです。
 わあ、おめでとう。良かったですね。*君。
 私は、修士課程に入学されるときの研究計画書の指導をメインで行っておりました。その後も、部分的にはお話を伺ってはいたのですがね。
 本当にご苦労様でした。
 *君は就職が決まっていますし、4月からは新しい生活が始まりますね。
 これからの*君のご活躍をお祈りしています。

 「学房アジール」では、大学院入試対策や研究計画書の指導、修士論文や卒業論文のサポートも行っております。通学コースはもちろん設置しておりますが、遠方の方向けの通信コースも設置しております。お気軽にお問合せくださいね。

Tel:042-576-4727

mailto:g-asyl@nifty.com

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2007年2月 2日 (金)

風邪をひいた。

 日曜日の夕方からなんか調子がおかしいなあと思っていたら、かなり本格的に風邪をひいしてしまいました。喉がからっからに乾いて、顔がほてっていて、頭が痛くって、鼻が出て。熱があるかどうかはわからないんですが。
 にもかかわらず、今週と来週は、めちゃくちゃスケジュールがハードな2週間なのです。毎朝7時過ぎには家を出て、帰宅は12時という感じで。う~ん。私はこの2週間を越せるのか??
 ですので、ここ数日、私に会った方は、どうぞ失礼をお許しください。多少、無愛想になっていると思います。ごめんなさい。
 今日は、突然、夜の仕事が1本キャンセルになったので、内田樹さんのブログに行ったら、内田さんも風邪を引かれたとか。先生、どうぞお大事になさってくださいね。
 私の周りでも、思いっきり吐いてしまっている子とか、調子を崩している方が多いです。どうぞ皆さん、お大事になさってくださいね。

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お久しぶりです。

 どうもお久しぶりです。なんか、最近ブログの更新が滞っておりましたら、「どうしたの~?」と何人かの方からメールをいただきました。すみません、ご心配をおかけして。大丈夫です、私は生きてます(笑)。
 ただ、どうしても仕事が忙しくて(泣)。
 いつもの私の生活は、曜日で固定された、極めて単調な日々を送っているのですが、この間、特別な指導が入ったりして、とにかくイレギュラーなことが多いのです。もともとタイトな日程ですから、一箇所動かすと、もう全部が動いてしまう、みたいな。その日程調整にも追われております。ああ、これって本来やらなくてもいい仕事ですよね(泣)。
 今でも、私の小さい小さいキャパでは、自分の能力を超えていると思っているのですが、来年度、純増した仕事が5~7くらいあります。だいたい、この数がアバウトっていうこと自体がヘンではありますが。まだ来年度の仕事で、確定していない部分もあるのです。可能性を全部考えたら、恐ろしくなります~。
 これらの仕事は、一つひとつはきっと私の力でもできると思ったので、その時にはお引き受けしたのではありますが、全部を足してみると、かなりの量。時間がどう取れるかが、一番心配です。本当に私は、自己管理能力が無いです。はあ。
 でもまあ、そんなことを言っていても仕方が無いので、がんばるのみです。
 私のような者でも、仕事をお願いしたいと言ってくださる方がいるというのは、ありがたいじゃないですか。そのお気持ちに応えられるよう、精一杯の仕事をしたいと思います。
 明日は、朝9時からアジールで2コマ授業があります。せっかくのお休みの日にアジールまで通ってくる子どもたちもえらいですよね。本当にいい子たちです。
 さあ、明日もがんばるぞ!

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